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デジタルビデオカメラのレンタルの始まり

 レンタルできる家庭用ビデオカメラの歴史は、最初は1970年代後半のセパレート型ビデオカメラで、これはカメラ部とレコーダ部が別筐体のものです。VHSあるいはベータのビデオデッキをポータブル化して外に持ち出し、撮像管カメラをケーブルで接続して撮影するというスタイルが主流でした。ポータブル化されたビデオカメラというものの、レコーダ部分の大きさはショルダーバッグ程度もあり、カメラ部分も同程度の大きさで、重量もかなり重いものでした。このため、一部の愛好家や学校のイベントなどで撮影が行われる程度でなかなか普及しませんでした。レンタルショップにおいても、重くてかさばる当時のビデオカメラはレンタルする人もほとんどいませんでした。

デジタルビデオカメラのレンタルの普及

 その後、ビデオカメラは、カメラ部とレコーダ部が一体型となったいわゆるカムコーダー(Camcorder)が発売されたのが1980年代前半で、1983年に登場したソニーの「ベータムービー」とビクターの「VHS-Cビデオムービー」から、本格的な家庭用ビデオカメラの時代が始まりました。このころのビデオカメラは、かなり小型化され、一体型になったにもかかわらず、大きさは初代のビデオカメラのレコーダ部分の三分の一程度にまでなりました。こうしたことから、レンタルショップにおいてもビデオカメラがレンタルされるようになりました。

デジタルビデオカメラのレンタルの転換

 1980年代は多くののメーカーがビデオカメラ市場に参入し、家電メーカーは当然のこと、カメラメーカーも多く取り扱っていました。現在では定番となっているビデオカメラに液晶画面を初めて組み込んだシャープのビデオカメラは、発売当時は画期的なものでした。それまでのビデオカメラはファインダーを覗き込んで撮影するものという常識を変えてしまいました。このころからデジタルビデオカメラのレンタルは、取り扱うレンタルショップも増えてくるようになりました。

デジタルビデオカメラのレンタルの淘汰

 しかし、1990年代になるとメーカーの淘汰が始まり、現在でも頑張っているのはソニー・パナソニック・キヤノン・ビクター・日立ぐらいとなっています。現在のデジタルビデオカメラは、相当小型化されており、フルハイビジョン撮影ができるものも登場するなど、機能面も充実したものになっています。また、現在では、幼稚園や保育所、小学校の運動会や音楽会などのイベント時には、購入したり、レンタルしたりしたデジタルビデオカメラを構える親の姿が、すっかり定番となりました。赤ちゃんの誕生と同時にデジタルビデオカメラを購入する人も増えています。

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